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窓サッシ

新しく理事会役員になられた方や日頃疑問に思われている方のご質問と回答を記載いたします。

窓サッシの更新は、点検・調整で12年、取替で36年と
されていますが、設備修繕費は多額となります。
修繕周期を守られて執行することも重要ですが、改修や行政の補助金の有効活用の視点を加えて、修繕周期を早めることも考える必要があるようです。

Q:窓ガラスの種類は何がありますか?

A:ガラスの種類は、大きく分けて一般ガラスと機能ガラスのふたつ。
  一般ガラスは、「フロート板ガラス(透明ガラス・単板ガラス)」や破損しても
  破片が飛び散らないように、金属網を封入した「網入板ガラス」、ガラスの片面
  に型模様をつけた不透明の「型板ガラス」、ガラスの片面に珪砂などで摺り加工
  をした不透明 な「すり板ガラス」などがあります。
  機能ガラスは、2枚または3枚の板ガラスの間に、乾燥した空気の層を封入するこ
  とで断熱性を高めた「複層ガラス」、衝撃強度、曲げ強度を高めた「強化ガラス」
  割れても飛び散ることがほとんどないという特徴を持つ「合わせガラス」と呼ば
  れるものがあります。

Q:窓サッシの機能は何ですか?

A:高気密・高断熱の住まいが増え、断熱性能を向上させた断熱サッシへ要望も高ま
  ってきています。多くみられるのが、複層ガラスを組み合わせ断熱性能を高めた
  サッシ。たとえば、室内側と室外側のアルミサッシの間に特殊な部材を挟んだり
  室内側のサッシを木製や樹脂としたものなどを用いるなど各メーカーごとに工夫
  がみられます。
  また、ユニバーサルデザインを施したサッシも出ています。開閉操作がラクにで
  きるように把手が工夫されたもの、指はさみを防止したもの、下枠レールをフラ
  ットとすることで室内床との段差をなくしたものなど、誰にとっても使いやすい
  細かな工夫がなされた製品が増えてきています。その他、鍵を外から見えにくい
  場所に設置したものやボタン(ダイヤル)錠付きクレセントなど、防犯効果が期
  待できる商品も出てきていますし、サッシ枠をスリムにし、ガラス面積を広げ、
  すっきりとしたインテリアを実現するものなどもあります。

Q:窓サッシの更新期待効果は何がありますか?

A:窓サッシの更新は多くの機能が高まり、大きな効果が生まれます。
  ①耐風圧性 強風など内外からの力に対してどの程度耐えられるかを示す性能
  ②水密性  屋内への雨水浸入をどの程度防げるかを示す性能
  ③気密性  サッシのすき間からどの程度の空気の出入りがあるかを示す性能
  ④断熱性  屋内の熱移動をどれくらい抑えることができるかを示す性能
  ⑤遮音性  屋内・外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示す性能
  ⑥防露性  建具室内面およびガラス表面における結露発生を抑える性能
  ⑦防火性  建築物の火災の拡大や類焼を防止し、火災に対する安全性を示す性能
  ⑧防犯性  
侵入行為に対し侵入を防ぐことができる抵抗力の性能

Q:窓サッシの更新工事方法は何がありますか?

A:サッシの性能をグレードアップする方法は4つあります。
   ①外付け二重サッシ工法
    ・ 既存サッシの外側・抱え部に新規サッシを取付け、二重サッシ化する工
      法。比較的安いコストで可能です。
            ・ 外壁の外断熱工事を行う場合には、この外付け二重サッシ工法を採用す
                ることが、細部の納まり等の点から適していると考えられます。
         ②持ち出しかぶせ工法
            ・ 既存サッシの枠に新規枠を被せ、既存サッシは枠だけ残し撤去する工法。
                 窓間口寸法が狭くなり、内法高さが低くなります。
          ③サッシ撤去工法
            ・ 既存サッシを撤去し、同一位置に新規サッシを新設する工法。間口寸法
                は狭めずに
取替えが可能で、断熱サッシ等に取替えし、サッシの性能を
      高めます。全面撤去の
ためコストは相対的に高くなります。
         ④内付け二重サッシ工法
            ・ 既存サッシの内側に内付きインナーサッシを新規取付け、二重サッシ化
      する工法。
比較的安いコストで可能ですが、内側サッシは専有物となる
                ため、各戸発注により
費用も各戸負担となるのが一般的です。
                外側の既存サッシを撤去する場合は管理組合の同意が必要となります。
            
・消防法上、可燃建具は既存サッシから15 ㎝以上離す必要があります。 

Q:窓サッシ更新は結露対策になりますか?

A:マンション住まいの方の悩みで多いのが、冬になると窓ガラスや壁がびっしょり
  と濡れるほど結露してしまうというもの。中には、表面に結露をしていなかった
  のに、壁紙を剥がしてみたらカビで真っ黒、内装リフォームの時に初めて気付い
  たケースもあります。
  マンションは気密性が高く、新しいマンションはコンクリートが水分を放出して
  いることもあり、もともと結露しやすい特徴があります。
  結露がどうして起こるのかと言えば、コップに冷たい氷水を入れると、コップの
  外側に水滴が付くのと同じ原理です。冷えたコップに空気が触れると空気が冷や
  されて水滴が付きます。住まいの結露も同じことで、寒い冬に冷えた窓ガラスや
  壁に家の中の暖かい空気が触れると、空気が冷えて水滴になって結露します。

  窓サッシ更新後は二重ガラスサッシ等への交換がなされれば、結露対策の一部に
  はなりまますが、全て解決するわけではありません。
  必要なことは換気を小まめに行い、内外温度差が大きくならない対策が必要です。
  例えば、
   ・洗濯物の室内干しはしない
   ・
料理や暖房で火を使ったら徹底的に換気する
   ・
換気扇はできるだけ24時間回し続ける
   ・
換気フィルターの交換をマメに行なう
   ・
加湿器の使い過ぎはしない
   ・
家具と壁の間にスキマをあけておく
   ・
収納内部はスキマを意識してモノを詰め込まない
   ・
収納内部の風通しを忘れない
   ・
カーテンは毎日開ける
  を心掛けたいものです。

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